急性緑内障発作は、眼圧が急激に上昇して起こるもので、目の充血、痛み、頭痛、吐き気といった強い症状が現れることが特徴です。発作が起きてから時間が経つと、それに比例して視力や視野が失われていくため、すみやかに眼圧を避ける必要があります。治療が遅れると失明の可能性もあります。緑内障は、網膜に映った画像の情報を脳に起こる視神経に異常が起こる病気です。視神経がダメージを受けると、脳に情報を正確に伝えることができなくなってしまいます。外傷や他の目の疾患によって起こることもあります。症状のうち、頭痛や吐き気が特に強い場合、内科などを受診される場合もあると思いますが、その際は眼圧の検査を必ず受けてください。
2017.06.22